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ハードボイルド!〜手紙の巻〜

投稿者:  2017年12月5日

フロアスタッフ、募集中です。

 

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くすのき れいこと、クレイは、

ゆっくり部屋に入ってきた。

そして、あたりをくるりと見渡した。

 

『何か、温かい飲み物、あるかね?』

 

『お茶か、コーヒーなら…。』

 

『では、お茶をいただこうか。』

 

クレイは、お茶を入れようとしている俊一郎から、

急須を取り上げた。

 

すると、じかにお茶の葉を口に放り込み、

ポットから、熱々のお湯を

口に流し入れた。

 

目には、みるみる涙が溜まってきているし、

口の中も大やけどなはずだが、

クレイは笑顔を崩さない。

 

ハードボイルドである。

 

『ふぅー。うまいな…。あったまるよ…。』

 

そう言って、ポケットから、

くちゃくちゃのショートホープを取り出し、

フィルターをちぎって、

年季の入った100円ライター改で

豪快に火をつけ、一気に吸い込んだ。

 

ハードボイルドである。

 

耳や、鼻の穴から、紫煙を燻らし、

ジャックスに近づいていった。

 

『父さん…。』

 

『・・・ジャックス…、きーさーまーーー…』

 

クレイは、ポケットからバタフライナイフを取り出し、

カチャカチャカチャカチャして、

またポケットにしまった。

 

ハードボイルドである。

 

『見たのか…、あの手紙を…。』(クレイ)

 

『・・・あぁ。見たよ・・・。』(ジャックス)

 

『・・・・・・・・・・』(ジェマ)

 

『まさか、俺の父さんは別にいたなんて…。』(ジャックス)

 

『ジャックス・・・。』(ジェマ)

 

『いまさら…。

本当の父さんは、生きているの?』(ジャックス)

 

『・・・・・・・・・。』(クレイ)

 

『死んだわ・・・。』(ジェマ)

 

『!?死んだ!?なぜ!?』(ジャックス)

 

『・・・あれは、事故だったんだ。』(クレイ)

 

『事故!?』(ジャックス)

 

『違うわ!!・・・殺されたのよ!』(ジェマ)

 

『ジェマ!!』(クレイ)

 

『もう隠しきれないわ!!

・・・真実を話す時がきたのよ!』(ジェマ)

 

つづく

 

(俊一郎、そっちのけだな。

ってか、これ、火サスか??)byエンドー

 

(店であたらしく始めたこととか、

書けばいいのにね。)byヤマロー