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ハードボイルド!~赤いジャックス編~

投稿者:  2017年11月21日

フロアスタッフ、募集中です。

 

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俊一郎は、ジャックスを連れて、

世田谷の5階建ての自宅にいた。

 

とりあえず、シャワーを浴びたかったからだ。

 

3日ぶりのシャワーは、まるで

10年分の古新聞の中に埋もれていた

エロ本を見つけて、中をパラパラめくると、

豊丸がバーンと載っていた時のような

懐かしさがあった。

 

『ふぅ、生き返るぜ…。』

 

シーブリーズのシュポシュポをはずして、

直に頭からぶちまける。

 

ここで注意するのは、

口を開けて呼吸しないこと。

 

・・・いや、なるべく息を止めることだ。

 

間違って吸い込んでしまったら、

陸揚げされたカニみたいに

口から盛大に泡を吹くことになる。

 

気をつけないと…。

 

『あー、さっぱりしたぜ。』

 

ヒョウ柄のガウンを纏い、

シャネルの6番をたっぷりつけ、

コイーバに火をつける。

 

ゆっくりと煙を燻らせながら、

ジャックスが待つテラスへ向かった。

 

穏やかな風が、テラスを一層快適にしていた。

晴天だ。

 

『ジャックス・・・、待たせたな。

何か飲むか?』

 

『そーだな…。天気もいいし…。

ジントニックあるか?』

 

『あるぜ。いつものやつか?』

 

『たのむよ。』

 

ジャックスは、ジントニックのジン抜きが

大好きだ。

 

『ちっ、アイスピックが見当たらねーな。』

 

『ふっ…、いらねーよ、そんなもん。』

 

氷の塊を直に手にしたジャックスは、

いきなり氷をパンチし始めた。

 

どうやら、角を取りたいらしい。

 

すると、みるみる手が血に染まっていった。

 

しかし、ジャックスは、表情一つ変えないまま、

ひたすらにパンチしている。

 

氷が、気持ち丸くなった頃には、

床が血だらけになっていた。

 

真っ赤に染まった氷をグラスに入れ、

トニックウォーターを注ぐ。

 

真っ赤に染まったトニックウォーターを

一気に飲み干した。

 

拳を見てみると、少々骨がむき出しになっているが、

ジャックスはは気にもとめない。

 

ハードボイルドである。

 

『で…、話って何だ?』

 

『あぁ…、実はな…。』

 

つづく

(!? 場所移動しただけで、

全然話、進んでねぇ!)byエンドー

 

(結局、ジャックスがハードボイルドなの?)byヤマロー