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ハードボイルド!~保釈編~

投稿者:  2017年11月14日

フロアスタッフ、募集中です。

これ、マジッす。

 

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かすかに差し込む太陽の光で

俊一郎は目を覚ました。

 

だいぶ冷え込む季節になってきたが、

チン〇ンは縮んでいない。

 

『ふむ。グッモーニン…、相棒…。』

 

ひとり寂しくつぶやいた。

 

俊一郎は、チカン容疑で留置所に入っていた。

もう3日目である。

 

ちなみに、ここでの呼び名は、69番。

意味深な番号である。

 

『おい、69番。保釈金が出た。保釈だ!』

 

むむっ?保釈?

誰が払ったのか?

 

とぼとぼ歩いて、出口へ向かう。

鉄筋コンクリートが、寒さを誘う。

 

出口の扉を開け、外気に触れる。

よくいう『シャバの香り』だ。

 

『おい!二度とチカンなどするなよ。

おふくろさん、悲しませるなよ…。』

 

『・・・お世話になりました・・・。』

 

『ふむ。』

 

とりあえず、胸ポケットから

バーボンを激しく取り出し、

空きっ腹にぶちこんだ。

 

ハードボイルドである。

 

心地よいしびれが全身にいきわたり、

やっと生気が出てきた。

 

しかし、とんでもない目にあったな…。

でも、いったい誰が保釈金を・・・

 

『ヘイ!しゅん!』

 

俊一郎は振り向いた。

 

そこには、くすのき じゅんぺー、

通称『ジャックス』がいた。

 

ジャックスは、女にモテたい養成所に

通っていた時の、同期である。

 

『ジャックス…、なぜここに?

!・・・まさか保釈金を出してくれたのは…』

 

『まー、いーじゃねーか…。

済んだことだ…。』

 

そー言ったジャックスは、

バーボンの瓶を頭でかち割って、

ガラスの破片ごと、胃袋に流し込んだ。

 

ハードボイルドである。

 

『実は、大切な話があるんだ…。』

 

俊一郎は、だまって頷いた。

 

つづく

 

(なんじゃこりゃこりゃ!?)byスタッフ