投稿者:シェフ 小池 2015年07月29日
俊一郎は、窓から灼熱の景色を眺めていた。
連日の猛暑で、やや疲れ気味だ。
前回、階段を踏み外したことも
今となっては、いい思い出である。
『さぁーて、ランチにするか・・・。
ふーむ、何にしようか?
こう暑いと、何か
スタミナのつくものがいいな・・・。
よし!行くか!中華街!
生まれ故郷の横浜に!』
俊一郎は、ゆっくりと部屋を出て
ゆっくりと廊下を歩き、
慎重に階段を下りた。
『バイクはちょっと暑いな・・・。
今日はコルベットで行くか・・・。』
すばやく愛車に乗り込み、
エンジンをかける。
と、同時に、モンスターエンジンの咆哮が
空気を切り裂く。
『ふむ、行くか。』
車は246から第三京浜へと向かっていた。
その時であった!
『ぐぅっ!うーーーーっ!
お、お腹が・・・。
@*%#”&;?!*・・・
くぅーーーーーっ!』
『はぁーぅ!大丈夫×2
もうちょい!
もうちょっ! ちょっ ちっ・・・』
『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー』
俊一郎は、またしても
横浜にたどり着けないのであった。